2010年05月20日(木)
IGC、10/11年度コーン生産見通しを大幅引き上げ
[穀物・大豆]
IGC月例報告
出所:国際穀物理事会(IGC)、単位100万トン
| 10年5月 | 10/11年 | 前年比 | 修正 | 09/10年 | 修正 | 08/09年 |
| 小麦 | ||||||
| 生産 | 660 | ↓2.37% | ↑ 2 | 676 | ↑ 1 | 686 |
| 輸出入 | 120 | →0.00% | →0 | 120 | →0 | 136 |
| 消費 | 654 | ↑ 1.08% | →0 | 647 | ↑ 2 | 639 |
| 在庫 | 201 | ↑ 3.08% | ↑ 2 | 195 | ↓ 1 | 167 |
| コーン | ||||||
| 生産 | 822 | ↑ 1.86% | ↑ 13 | 807 | ↑ 4 | 794 |
| 輸出入 | 87 | ↑ 3.57% | ↑ 1 | 84 | →0 | 84 |
| 消費 | 826 | ↑ 1.72% | ↑ 8 | 812 | ↑ 7 | 779 |
| 在庫 | 142 | ↓2.74% | ↑ 2 | 146 | ↓ 2 | 151 |
国際穀物理事会(IGC)は20日に発表した世界穀物需給の月次報告で、2010/11年度の世界小麦生産が前年比2.37%減の6億6000万トンになるとの見方を示した。前月時点で見越していた6億5800トンからやや小幅修正。北半球の生産は引き続きしっかりとしながらも、欧州連合(EU)の生産見通しを小幅引き下げたという。2009/10年度の生産推定は6億7500万トンから6億7600万トンに改定した。
2010/11 年度世界小麦消費見通しは6億5400万トンで据え置いた。前年比1.08%増加の見方である。食用、工業用は増加を見込む反面、飼料向けは前年割れの見通しとした。
貿易については、2009/10年度と2010/11年度それぞれ1億2000万トンの見通しを維持した。米国輸出の小幅回復とみられ、アルゼンチンで豊作から出荷が2倍に膨らむ可能性があることを指摘。ウクライナは減少見通しで、カザフスタンとロシアが横ばいになるだろうとのことだ。
期末在庫見通しは 2009/10年度を1億9700万トンから1億9500万トンに引き下げた。2010/11年度に関すると1億9900万トンから2億100万トンに改定し、中国とインドの在庫拡大見通しによるとしている。また、米国で23年以来の高水準となる見通しだが、EUとカナダで減少をみているという。
IGC は、2010/11年度の世界コーン生産が前年比1.86%増の8億2200万トンになり、過去最高を予想していることを明かした。前月時点での予測8億900万トンからも大幅引き上げ。米国で過去最高を見越す。2009/10年度の生産は 400万トン引き上げ、8億700万トンの見方となった。
2010/11年度コーン消費予測は一年前を1.72%上回る 8億2600万トンとし、800万トン上方修正した。食用と工業用の消費アップとみている。飼料向けに関するとアジアの増加基調が続く以外はほとんど伸びないとの見方だ。2009/10年度の消費推定は8億500万トンから8億1200万トンに改定。
2010/11年度の貿易見通しは100万トン引き上げ、8700万トンである。従来推定で据え置いた前年度の8400万トンから2.38%増加になる。アジアの飼料向け需要アップを指摘し、中国ではこれまでに100万トン買い付けているとの情報を記している。期末在庫見通しは2009/10年度を1 億4800万トンから1億4600万トンに引き下げたが、2010/11年度には1億4200万トンと従来を200万トン上回る規模に修正した。
Posted by 松 5/20/10 - 15:03



