2012年05月04日(金)
4月非農業雇用数は前月から11.5万人増加、予想大きく下回る
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 12年4月 | 前月比 | 12年3月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 132989 | ↑115 | ↑154 | ↑162 | |
| 民間雇用数 | 111020 | ↑130 | ↑166 | ↑167 | |
| 週平均労働時間 | 34.5 | →0.0 | 34.5 | 34.5 | |
| 時間あたり賃金 | $23.38 | ↑0.04% | ↑0.17% | ↑0.2 |
米労働省が発表した4月の非農業雇用数は、前月比で11万5000人増加した。2010年10月から連続増加になるが、昨年10月以来の小幅プラス、市場予想も下回った。3月の増加数は12万人から15万4000人に、2月は24万人から25万9000人増にそれぞれ上方改定された。2012年最初の4ヶ月間で雇用は80万3000人増加、月平均の増加数は20万750人になる。
非農業部門雇用から政府の1万5000人減少を差し引き、民間だけでは13万人の増加となった。3月の増加数が12万1000人から16万6000人に改定となったため、4月は昨年8月以降最小の増加幅だ。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用は、前月比1万4000人増加した。8ヶ月連続の増加だが、昨年11月以来の小幅プラス。鉱業が3月の修正もあって2ヶ月連続で前月比横ばいとなった。建設は2000人減り、2月からの減少基調が続いている。
製造業だけでは1万6000人増加した。昨年10月から連続アップ。ただ、4ヶ月ぶりに小さな前月比プラスである。耐久財が1万5000人、非耐久財1000人それぞれ増加で、いずれも前月からペースが著しくスローダウンした。機械や自動車などの輸送機器、金属関連、家具、食品などが伸びた一方、コンピューター機器、紙などが減少した。
民間サービス業は11万6000人増え、昨年8月以来の小幅増だった。小売がプラス転換し、しかも2万9300人と5ヶ月ぶりに大きな増加。プロフェッショナルサービスが6万2000人の前月比プラスで、これは前月から大きくペースが速まった。このうち一時雇用は2万1100人増で、3月に昨年6月以来で減少したのから改善。
一方金融関連は増加でも、増加幅は1万人と前月の10分の1以下にとどまった。銀行・保険、不動産・リースともに伸び悩んだ。教育関連は4300人、医療1万8400人といずれも前月より増加幅が縮小している。ホテル・外食サービスは2万6700人増と3ヶ月ぶりの小幅プラス。美術・レクリエーションは1万5100人減って、昨年9月以来のマイナスとなった。
政府雇用の1万5000人減は、昨年11月以来の大幅マイナスである。連邦政府で4000人、地方自治体では1万2000人それぞれ減少。州政府だけ1000人増加、前月に比べて小幅ながらもこれで4ヶ月連続アップになる。
週間平均労働時間は34.5時間だった。前月から変わらず、市場予想とも一致。時間あたり賃金は23.38ドルと前月比で0.04%上昇したが、市場予想は下回った。前年からの伸び率は1.78%となる。
Posted by 松 5/4/12 - 08:40



