2012年05月11日(金)
IEA、世界石油需要を日量9,000万バレルと推定、前月から引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は11日に発表した月報で、2012年度の世界石油需要を日量9,000万バレルと推定、前月から12万バレル引き上げた。OECD諸国の需要が伸び悩むものの、新興国の需要増がそれを上回るという。前年比では80万バレル、0.9%の増加となる。
4月の世界石油供給は日量9,100万バレルと前月から60万バレル増加、 前年比では390万バレルの増加となる。このうちOPECの生産量は日量3,185万バレルと41万バレル増加、イラクやナイジェリア、リビアの生産が増加した。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は日量3,030万バレルとなっている。非OPEC諸国の2012年度の生産見通しは、日量5,330万バレルと前年比で60万バレル増加する。
OECD諸国の石油在庫は3月末時点で26億4,900万バレルと前月から1,350万バレル増加、2011年5月以来で過去5年平均を上回る水準まで積み増しされた。在庫は消費の60.3日分をカバー、前月から0.5日分増加し過去5年平均を3.0日分上回っている。速報データによると、4月末時点の在庫は前月から510万バレルと穏やかに増加している。
世界の製油所稼動は4月に日量7,340万バレルまで減少、製油所の定期点検がピークを迎えるという季節的な要因が背景にある。5月には製油所が需要の増加に備えて稼動りつを引き上げると見られている。2012年1-3月期の稼動は日量7,480万バレル、4-6月期は7,430万バレルで、それぞれ前年同期を15万バレル、44万バレル上回った。
Posted by 松 5/11/12 - 07:59



