2012年05月18日(金)
砂糖価格下落で生産者の増産意欲薄れる、ザルニコフ
[砂糖]
国際商社ザルニコフのアナリストは18日、ヘッジファンドなどは先物がコンタンゴ(順鞘)となったことを嫌気して砂糖市場に対するポジションを縮小している一方、価格が生産コストまで下落してきたことで、生産者の増産意欲が薄れるとの見方を示した。ここ3年間は価格上昇の恩恵を受けていた農家も今後はコスト削減に苦労することになるという。
また、ブラジルの生産が伸び悩んだにも関わらず、他の生産国の増産によって世界市場が供給過剰に転じたことは驚きだとした上で、今後ブラジルの影響力は後退し、市場の安定はタイの輸出増が続くかや、インドが安定した輸出国になり得るかに掛かってくるとした。もっとも、短期的には依然としてブラジルの動向に左右される展開が続き、特に現在行われている圧搾作業や砂糖生産見通しに注目が集まるだろうとも述べた。
Posted by 松 5/18/12 - 10:29



