2008年04月04日(金)
債券:雇用需要の減少と賃金インフレ後退示す統計で買い優勢
[場況]
10年債利回り:3.47↓0.11
債券は続伸。3月の予想以上の雇用減少と失業率低下を受けて引けまで買いが優勢となった。また、賃金の伸びが事前に見越していた通り緩やかなペースだったのも支援。賃金インフレ不安の後退は特に長期債の買い意欲を高める格好となった。相場は朝方から弱い雇用統計を先取りして小じっかりだったが、実際にさえないデータを確認して一段と強含み。10年債利回りは早い段階で3.5%を割り込み、午後は3.4%台後半で安定した展開となった。
一方、短期債にも買いは集まったが、長期債に比べるとペースは鈍い。弱い雇用統計を見ながら当局の金融政策について積極的な利下げを見る空気が強まるのに限りがあり、短期債の買いに水を差したためである。この結果、長短金利差の目安である2年債と10年債の利回り格差は1.65ポイントと2月上旬以来の水準まで縮んだ。
Posted by 直 4/4/08 - 18:01



