2008年04月16日(水)
債券:株高や原油最高値を嫌気、10年債2月終わり以来の高水準
[場況]
10年債利回り:3.68↑0.08
債券は続落。株式相場の大幅上昇、原油価格は新たな記録更新となったことが市場心理を冷やし、売りの展開に至った。早朝から米銀大手JPモルガン・チェースが予想以上の利益を確保したことを受けて売りモード。午前の取引では米消費者物価指数(CPI)が予想の範囲内にとどまったことや住宅着工および建築許可の大きな落ち込みでいったんは買い戻しもみられている。しかし、株価や原油価格の値上がりが進むのを確認して再び売りが広がった。
相場は取引の早い段階での下落から、いったんは弱気の経済指標で回復したが安定も長続きしなかった。10年債利回りはじりじりと上昇し、終盤に3.7%を超えた。引け際で僅かに伸び悩みながらも、2月終わり以来の高水準で引けた。本日はまた、インフレ不安や株高で金融政策の行方に不透明感がちらつくのを嫌気して短期債の売りも活発だ。このため、2年債と10年債の利回り格差はやや縮んでいる。
Posted by 直 4/16/08 - 17:52



