2008年06月04日(水)
債券:FRB議長のインフレ懸念発言嫌気、4日ぶり反落
[場況]
10年債利回り:3.98↑0.08
債券は4日ぶりの反落。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長によるインフレ懸念発言を嫌気した。議長は前日、本日と2日連続で物価上昇への警戒を示し、目先の金利据え置きの可能性をにおわせている。朝方に1-3月期の労働生産性が予想以上の情報改定となったことや日中の原油価格下落でも議長発言を緩和するには至らず。ただ、信用リスク不安を煽る新たなニュースが短期債を中心に大きく売り込むのにブレーキを掛けた。
長期金利の指標10年債利回りは、生産性データを好感した買いで3.8%台半ばをうかがう低下の場面もあった。しかし、株式相場の小じっかりの展開を嫌気し、また米供給管理協会(ISM)非製造業指数が予想以上だったのも響いて早々に上昇転換。格付け大手ムーディーズ・インベスターズが金融保証MBIAとアンバックの格下げを警告したと伝わったため売りペースは緩やかだったが、それでも取引終盤のFRB議長講演が流れて売りに拍車が掛かった。利回りは3.9%台前半での推移から後半に上がり、この結果、長短金利差も一段と拡大した。
Posted by 直 6/4/08 - 17:50



