2008年06月05日(木)
債券:ECB総裁のインフレ警戒で市場心理冷える、10年債4%台に
[場況]
10年債利回り:4.04↑0.06
債券は続落。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長に続き欧州中央銀行(ECB)のトリシエ総裁もインフレ懸念を示す発言をしたことが市場心理を冷やした。前日の売りの流れを引き継いで始まってから、週間失業保険申請件数が予想を大きく下回ったのや5月の小売チェーン売上高が全般に好調だったのも嫌気。さらにはトリシエ総裁のインフレに対する強い警戒姿勢や利上げの可能性に言及したことが決め手となって売りのペースが加速した。
物価動向に気を揉む中で長期債を中心に弱気の相場展開である。指標の10年債利回りは早い段階から上昇圧力が強かったが、トリシエ発言で週初から下回っていた4%の節目を超えた。日中も4%台前半で推移。長短金利差も一段と広がった。
Posted by 直 6/5/08 - 17:44



