2007年11月05日(月)
フロリダ州知事、米エタノール関税撤廃もしくは削減を支持
[エネルギー]
米フロリダ州のクライスト知事は5日に訪問先のブラジルで記者会見し、米国のエタノール輸入関税撤廃あるいは削減を支持していることを明かした。エタノール燃料の消費拡大は石油依存から抜け出すのに望ましいためという。エタノール関税が失効するのは2009年。クライスト知事はフロリダ州出身の議員を通じて議会に働きかける意向も示したが、来年は大統領選及び議会選挙があり進展が遅れる可能性もあることを指摘した。
知事はブラジルではエタノール産業界の関係者と話し合いを設けたといわれる。知事はエタノール燃料の開発でフロリダ州とブラジルはパートナーになり得ると述べ、ブラジル産エタノール受け入れの態勢が整っていることを示唆した。
Posted by 直