2008年01月15日(火)
12月小売売上高は前月比0.37%減少、予想下回る
[経済指標]
2007年12月の小売売上高は前月比0.37%減少した。予想外のマイナス転落である。また、昨年11月の伸び率は速報段階での1.22%から1.05%に下方修正となった。2007年は5年ぶりの鈍い伸びでもあった。
最も落ち込みがきつかったのが建築資材・造園関連で2.87%だった。このほか、衣料品やスポーツ用品・趣味・音楽がそれぞれ1.99%と大きくダウンし、電気製品1.86%のマイナスと、年末商戦の最中でクリスマスプレゼントに人気の製品が不調だったことを示す。百貨店も前月を0.37%下回った。
しかし、ディスカウントストアも含めた総合小売店は0.33%増えた。通信販売などの無店舗で0.97%、家具は0.65%それぞれ増加している。飲食品も外食サービスとあわせて前月よりアップ。
自動車及び自動車部品は0.40%減り、ガソリンスタンドが1.67%減少した。自動車関連を除くex-Autoは0.36%ダウン。ガソリンを除くと前月を上回るが、自動車関連とガソリンをともに除いた場合はやはり前月比マイナスである。
Posted by 直