2008年01月16日(水)
12月消費者物価指数は前月比0.28%上昇、予想をやや上回る
[経済指標]
米労働省が発表した2007年12月の消費者物価指数は前月比0.28%上昇した。4ヶ月連続して前月比プラスとなり、市場予想もやや上回った。しかし、前月に0.80%と2005年9月以来の高い伸びとなったのからは著しくスローダウンした。エネルギーが0.91%上昇。やはり4ヶ月連続の前月比プラスでありながら、伸び率は前月を大きく下回る。1.09%上がり、ガス・電力は0.52%アップ。食品は0.05%上昇した。
エネルギーと食品を除いたコア部分の上昇率は市場予想の範囲内である0.24%だった。前月に比べて若干の伸び悩み。家賃は前月より若干低めの3.6%上昇となった一方、ホテルなどの宿泊料金は0.24%上がってほぼ前月並み。アパレルは0.23%、航空運賃1.61%とそれぞれ伸びペースが鈍化した。新車価格は0.02%のマイナス。
前年比は全体で4.12%上昇した。1990年以来の高い伸びである。コアは2.43%上がり、前年よりペースが落ちた。
Posted by 直