2008年03月25日(火)
3月消費者信頼関指数は64.5、03年3月以来の水準に低下
[経済指標]
米有力シンクタンクのカンファレンス・ボードによると、3月の信頼感指数は64.5となった。前月の76.4(修正値)から3ヶ月連続低下で、2003年 3月以来の低水準を再び更新。市場予想も下回った。現状指数は前月の104.0(同)から89.2にダウン。また、向こう半年後を占う期待指数が47.9 と、前月の58.0(同)から下がって1973年12月に記録した過去最低45.2に次ぐ低水準となった。
カンファレンス・ボードの調査担当者は、消費者の景気に対する自信が一段と薄れたとコメントした。また、期待指数が石油ショック時代まで遡る低さとなったことを指摘し、ビジネス環境や労働市場、収入などについてさらに情勢が厳しくなると悲観的になっているとの見方も示した。
この調査は全米5,000世帯に対する聞き取り調査の形で行われる。本日発表した結果は18日までに集計したデータに基づいたもの。
Posted by 直