2008年03月06日(木)
中国政府高官、年内コーン輸出見送りの可能性示唆
[穀物・大豆]
中国国家開発改革委員会(NDRC)傘下の穀物局高官は6日、今年はコーンを輸出しない可能性があることを示唆した。今年の収穫次第とし、また国内需要を満たすのが優先とコメント。輸出枠設定は収穫が始まる9月まで見送るかもしれないという。
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インドネシア、計91.65万トンの粗糖輸入許可発行
[砂糖]
インドネシアの貿易省高官は6日、計91万6500トンの粗糖輸入許可を国内砂糖会社5社に発行したと発表した。許可の有効期間は3月から6ヶ月間。
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失業保険申請件数は前週から2.4万件減少、予想下回る
[経済指標]
米労働省が発表した1日までの週の失業保険新規申請件数は35万1000件となった。1月19日までの週以来の低水準で、市場予想も下回った。前週比較は2万4000件減少。昨年12月2日までの週以来の大幅マイナスである。なお、前週分は速報値37万3000件から37万5000件に小幅の上昇修正となった。雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は前週時点での36万1000件(修正値)から35万9500件に縮小した。
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ECB、政策金利を年4.00%で据え置き
[金融・経済]
欧州中銀(ECB)は6日に開いた理事会で、政策金利を年4.00%で据え置くことを決定した。
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ブラジルCONAB、大豆とコーンの生産推定を上方修正
[穀物・大豆]
ブラジル農務省商品供給公社(CONAB)は6日、2007/08年度の大豆生産推定を1.87%引き上げた。前年比2.07%増の5958万3000トンとみている。前月の報告ではそれまで前年割れを見越していたのから小幅増加の見方にシフト。今回は前回以上の増加になる見方となった。前回下方修正した作付面積を0.67%と小幅ながらも引き上げ、イールドを2802キログラムから2835キログラムに修正した。
コーン生産推定は一年前から7.59%増の5526万6700万トンとし、これは3.14%の上方修正である。ただし、サブクロップは1割以上引き上げたが、メインクロップは小幅の下方修正。作付もまたメインクロップを従来より低めにし、サブクロップは引き上げた。全体イールドは3745キログラムから3804キログラムに改定した。一年前は3655キログラムだった。メインクロップ、サブクロップともに上方修正。
小麦生産は前年比71.53%増の383万1400トンで据え置いた。
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2008年03月05日(水)
FRBベージュブック、年初からの景気減速認識
[経済指標]
米連邦準備理事会(FRB)は5日に発表した2月下旬間での調査をもとにした地区連銀経済報告(ベージュブック)で、今年に入ってから景気が減速していることを認識した。12地区連銀の3分の2が経済活動を低調あるいは弱含んだと伝え、成長を維持した地区でもペースのスローダウンあるいは小幅の伸びといた評価にとどまったとしている。
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第148回OPEC総会声明-生産量は据え置き
[エネルギー]
石油輸出国機構(OPEC)は5日、オーストリアのウィーンで第148回定例総会を開催、イラクを除く加盟12カ国の生産量を現行のまま据え置くことを決定した。
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中国広西の砂糖生産、少なくとも50万トン縮小見通し
[砂糖]
中国広西チワン自治区では2008年の砂糖生産が少なくとも50万トン縮小するとの地元政府高官の見通しが伝えられている。異常気象の影響が要因といい、また同氏の推定は控えめであるともコメント。自治区の砂糖生産は約700万トンで、国内全体の6割を占める。
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中国、大豆輸入関税1%の適用期間延長
[穀物・大豆]
中国財政部は5日、昨年暮れに引き下げた大豆輸入関税の適用期間を9月30日まで延長することに決めたと発表した。政府は昨年末、国内価格上昇の抑制を狙って税率を3%から1%に引き下げた。
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2月ISMサービスは50.8と前月から大きく回復、予想も上回る
[経済指標]
米供給管理協会(ISM)によると、2月の非製造業(サービス)活動指数は50.8となった。1月に41.9と過去2番目の低水準を記録してから大きく持ち直し、好不調の分岐点50台に辛うじて回復。予想も上回った。
しかし、前月から算出が始まったNMI指数は49.3と節目より低い。NMI指数は活動指数と新規受注、雇用、出荷をベースにした総合指数。1月の44.6よりは高いものの、2ヶ月連続して50を下回った。また、活動別に改善が鈍いものあるいは前月からダウンなどがみられ、ISMではメンバーからのコメントに慎重姿勢が根強いことがうかがえるともコメントしている。
新規受注が49.6だった。前月の43.5から上昇はしたが、まだ縮小基調にあることを示す水準だ。しかも、輸出向け受注が46.5に低下。これは昨年3月以来の50割れであり、しかも水準的には2002年8月まで遡る低さである。受注残も49.0と再び50より低い。一方、在庫は50ちょうどに戻った。
雇用は46.9。前月に2001年10月及び2002年2月以来に記録した過去最低43.9になったのから若干上昇も、やはり需要減速が続いていることを表している。価格指数は前月より3ポイント近く下がり、67.9となった。4ヵ月ぶりの低水準。
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4-6月期の需要に楽観的、サウジ石油相
[エネルギー]
OPEC総会出席のためウィーンを訪問中のサウジのヌアイミ石油相は5日、会合に先立って記者団の質問に答え、同国の2月の産油量が日量920万バレルとOPECの生産割当てを各30万バレル上回ったことを明らかにした。生産増は消費国の意向を反映しており、動向を見ながら毎日小幅に調整されているという。4-6月期の需要については、毎月月初の10日間ほどの間に翌月のオーダーが揃うのでそれまでは何とも言えないが、今のところ石油販売については何の問題もないと、やや楽観的な見方を示した。
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