2008年03月26日(水)
2月新築住宅販売は前月比1.83%減少、予想は上回る
[経済指標]
米商務省によると、2月の新築一戸建て住宅販売は年率で前月比1.83%減の59万戸となった。4ヶ月連続ダウンで、1995年2月以来の低水準を記録。ただし、1月分が速報段階での58万 8000戸から60万1000戸に引き上げられており、改定前で見れば2月は前月比プラス。このため、販売件数も10年以上前に遡る小規模でありながら、市場予想は上回った。
市場別にみるとまちまちだった。北東部では40.32%落ち込み、3万7000戸と1995年9月以来の低水準。中西部でも6.41%減った。一方、南部が5.71%と4ヶ月ぶりに増加した。西部は0.68%増。僅かにも2ヶ月続けてプラスだった。前年比較では全ての市場が減少し、全国あわせて29.76%ダウン。
住宅ストックが47万1000戸と、2005年7月以来の低水準だった。前月比 2.08%減少。11ヶ月連続して前月を下回った。ストックは1月が修正となったのに伴い引き続き9.8ヶ月分に相当する規模。これは1981年10月以来の高水準だ。販売価格は中間値で前年比2.67%下落して24万4100ドル。平均値は前月から7.81%下がった。
Posted by 直