2008年07月09日(水)
仏穀物局、08/09年度軟質小麦生産約2割増の見通し
[穀物・大豆]
仏穀物局(ONIGC)は9日に発表した国内穀物レポートで、2008/09年度の小麦生産見通しを3660万トンとした。前年から約2割増加の見方で、生育に適した天候を理由にしている。このため、輸出は前年より200万トンほど増えることも見越す。
ICO は2007/08年度の軟質小麦の期末在庫見通しを前月の報告での309万4000 から266万6000トンに引き下げた。欧州連合(EU)圏内向けの輸出を728万5000トンとし、これは8万5000トンの上方修正。圏外向けについては470万トンから505万トンに改定した。アルジェリアへの出荷増加を反映しているという。生産推定は3077万5000トン。前回報告での3078 万5000トンから僅かに下方修正である。
コーン期末在庫見通しは281万9000トンから228万8000トンに引き下げた。輸出見通しをEU向けで4万5000トン引き上げて495万トン、圏外向けは前回報告より2万トン多い20万トンとみている。生産推定は1432万6000トンから1435万5000トンに修正した。
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