2008年07月16日(水)
投機筋の動きを止めるべき、サウジ国王
[エネルギー]
サウジのアブドラ国王は16日に掲載された伊ラリアのラ・リパブリカ紙に対するインタビューで、原油価格は高すぎる水準にあり、上昇の一因となっている投機筋の動きを止めるべきとの考えを示した。一部の強欲な人々の動きが相場の要因になっており、自分達の利益のためだけに価格を押し上げていると批判した。生産国は消費国と協力して価格安定に努めなければならないとする一方、最近の増産決定については価格を引き下げるのが目的ではないと述べ、消費国の要請に基づくものであることを改めて強調した。
Posted by 直