2007年01月08日(月)
ベラルーシ、国内のロシア産原油パイプライン輸送を停止
[エネルギー]
ベラルーシ政府は8日、同国内を通過するロシア産原油のパイプライン輸送の停止を決定した。ロシア側の天然ガス価格引き上げに対抗しての措置とみられる。これによりドイツ、ポーランド、ウクライナなどへの原油供給に影響が出ると見られている。両国は天然ガスの販売価格を巡っても交渉がこじれ、ロシアのガスプロムが天然ガスを供給を停止する構えを見せたが、1日に期限ぎりぎりで合意に達したばかり。
ポーランドの経済相はロシアからの原油供給が停止しているのを認めた上で、国内には十分な石油備蓄があるため、輸送停止がすぐに供給リスクにつながらないとのコメントを出している。また、ウクライナ経由では通常通り供給が続いているという。
Posted by 松