2008年12月30日(火)
12月消費者信頼感指数は38.0に低下、過去最低を更新
[経済指標]
米有力シンクタンクのカンファレンス・ボードによると、12月の消費者信頼感指数は38.0となった。前月の44.7(修正値)から市場予想に反してマイナス転落し、過去最低を更新した。現状指数が42.3(同)から29.4に落ち込み、これは1990-91年の景気後退時にみられた水準という。向こう半年後を占う期待指数は43.8で、やはり11月の46.2(同)より低い。
カンファレンス・ボードの調査担当者は、期待指数の低下ペースがほかの指数に比べて緩やかなことを認識しながらも、水準的には歴史的に低いと指摘している。また、指数の底打ちが近付いているか見守る意向をみせる一方で、来年前半の弱い景気を見通した。また来年後半に鈍い回復にとどまるとの見方も示している。
Posted by 直