2009年03月12日(木)
失業保険申請件数は前週から9,000件増加、予想も上回る
[経済指標]
米労働省が発表した7日までの週の失業保険新規申請件数は65万4000件だった。前週に比べて9000件増加。市場予想も上回った。なお、前週分は速報での63万9000件から64万5000件に上方改定である。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は65万件で、これは前週の64万3250件(修正値)を上回った。1982年10月以来の高水準とも伝わっている。
失業保険の継続受給件数は2月28日時点で531万7000件だった。一週間前より1万9300件増加し、過去最高を更新。なお、前週分は速報で1月3日までの週以来の前週比マイナスとなっていたが、510万6000件から512万4000件に上方修正となったことに伴い1月10日から増加を続けたことになった。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
Posted by 直