2009年03月31日(火)
1月ケースシラー住宅価格指数、20都市総合は前年比18.97%下落
[経済指標]
米調査会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が31日に発表した1月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は10都市総合で前月比 2.52%低下した。31ヶ月続けて下がり、また1月は昨年2月以来の大幅マイナスで1987年の記録開始から2番目となる。20都市総合では2.76% ダウン。2006年8月から連続して前月を下回り、しかも2000年に調査に加わってから最大の落ち込みを記録した。
20 都市全てが前月を下回り、最も下げがきつかったのがフェニックスだった。5.50%のマイナス。ミネアポリスやシカゴ、サンフランシスコなど6都市で4% を超える低下で、シアトル、マイアミ、アトランタの3都市が3%以上ダウン。都市別で最小の値下がりだったのはシャーロットの1.22%で、ニューヨークとボストンも1%台の低下だった。
1月の指数を前年比較すると、10都市総合が19.40%下がり、 20都市総合は18.97%低下した。いずれも過去最大の落ち込みを再び記録。全都市で一段安となり、フェニックスが34.96%と前年比も都市別で最大のマイナスだった。ラスベガスが32.47%。サンフランシスコ32.36%それぞれ落ち、これで上位3位になる。前年比較で最小の下げはダラスの 4.87%。
Posted by 直