2007年01月25日(木)
ガソリン消費削減にはエタノールの輸入増が不可欠
[エネルギー]
ボドマン米エネルギー長官は25日、スイスのダボスで開かれている世界経済会議の席でインタビューに答え、米国はガソリン消費の削減目標を達成するためにエタノール輸入を増やす必要があるとの見通しを示した。ダウジョーンズ社が伝えた。これは先の一般教書演説でブッシュ大統領が代替燃料の使用を促し、今後10年間にガソリン消費を20%減らすとの計画を打ち出したことを受けてのもの。2010年以降のさとうきび農家に対する補助金や2008年以降のエタノール輸入に対する特別関税は必要ないとも見方も述べた。
今後20年に戦略備蓄原油を倍増する計画については、備蓄の積み増しは日量10万バレルのペースにとどまるため、市場への影響はないとしている。
Posted by 松