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2009年09月15日(火)

9月ニューヨーク連銀指数18.88に改善、予想も上回る
  [経済指標]

ニューヨーク連邦準備銀行が発表した9月の製造業景況感指数は18.88となった。8月に12.08と昨年4月以来でゼロを超え、9月には一段と改善。また指数は2007年11月以来の高水準を再び更新し、市場予想も上回った。

活動別には、新規受注が13.43から19.84に上がり、これも2007年11月以降みることのなかった水準にさらに近付いた格好になる。受注残はマイナス4.76。昨年4月からゼロを下回ったままであるものの、9月は前月のマイナス9.57から下げ渋った。納期は昨年6月からゼロを下回っていたのにブレーキがかかり、プラス1.19に改善した。

一方、出荷は5.34と前月の14.11から大きく伸び悩んだ。雇用は昨年7月からのマイナス圏での推移を続け。また9月にはマイナス8.33と前月のマイナス7.45からやや悪化している。在庫は前月のマイナス22.34からマイナス25.00に落ちた。

生産コストを示す支払い指数が20.24だった。前月の13.83から上昇し、昨年11月以来の高水準を更新。一方、販売価格を表す受取り指数はマイナス3.57である。昨年12月からマイナス圏での推移を続けながらも、9月はこの間で2番目に高い。

6ヶ月先の期待指数は前月の48.22から52.29に上昇した。2004年10月以来の高水準。ただ、活動別でも前月から改善したのは限られる。納期はマイナス1.19と前月のマイナス10.64に比べて高いが、一方、新規受注が42.93、出荷39.50、受注残は7.10 とそれぞれ前月よりダウン。雇用も前月の10.22から8.53に下がった。設備投資については14.29、テクノロジーだけで10.71とそれぞれ前月より低い。在庫はマイナス17.86で、4月以来の高水準となった。

物価見通しに関すると、支払いが36.90だった。前月の31.91を上回る。受取りは5.32から9.52に上がり、両指数とも昨年10月以来の高水準。

Posted by 直   

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