2009年09月21日(月)
8月景気先行指数は前月から0.6%上昇、予想やや下回る
[経済指標]
米カンファレンスボードが発表した8月の景気先行指数は前月比0.6%上昇し、102.5となった。5ヶ月連続の前月比プラス。ただ、7月の0.9%から伸び悩み、市場予想も下回った。なお、7月の上昇率は速報の0.7%より拡大である。さらに、4月の伸び率が従来推定1.1%から1.0%、5月分は 1.2%から1.3%にそれぞれ改定となった。
景気先行指数は過去に発表された10の景気に先行するとされる経済指標から算出される。8 月の指数改善に寄与したのは小売業者業績、長短金利差、株価、住宅建築許可件数、消費者期待指数の5つだった。一方、製造業週平均労働時間、非防衛資本財新規受注、失業保険新規申請件数、マネーサプライ(M2)の4つがマイナス要素であり、一般消費財新規受注は中立。
景気一致指数は前月比横ばいとなり、景気遅行指数が0.1%低下した。
Posted by 直