2007年01月26日(金)
金融引き締め政策の継続が必要、独連銀総裁
[要人発言]
独連銀(ブンデスバンク)のウエバー総裁は26日、スイスのダボスで開かれている経済フォーラムでインタビューに答え、ECBの金融引き締め政策はこの先も継続させる必要があるとの見方を示した。ドイツでの賃金上昇は他の欧州圏よりも早いペースで進むとの懸念を示し、この先行われる賃上げ交渉に警鐘を鳴らすのは今だとの考えを述べている。
また先に発表された12月のマネー(M3)の伸びが9.7%と前月を上回ったことを指摘、インフレ圧力は明らかに高まっていると目先の追加利上げを強く示唆。もっとも年内に後何回の利上げが必要かとの問いかけには答えなかった。
Posted by 松