2009年09月24日(木)
8月中古住宅販売は前月から2.67%減少、予想も下回る
[経済指標]
全米不動産協会によると、一戸建てとコンドミニアムあわせた中古住宅販売は8月に年率換算で前月比2.67%減の510万戸となった。5ヶ月ぶりのマイナス転落。市場予想も下回っている。西部を除いて全ての市場で前月から落ちた。中西部で6.56%、南部で3.08%それぞれダウン。北東部の販売は 2.15%減った。西部が2.65%増加し、116万戸と6ヶ月ぶりの高水準である。
前年比較すると全体で3.45%増加した。7月に2005年11月以来となる前年比プラスに改善し、8月も再び一年前を上回った。西部の販売が7.41%と市場別で最も高い伸びとなり、次いで北東部が5.81%増加。南部は1.61%のプラスだった。中西部だけ横ばい。
住宅ストックは前月比10.83%減の362万2000戸だった。1月の今年最低に次ぐ。販売以上の減少であったことから、ストック/販売比率は8.5ヶ月と前月の9.3ヶ月(修正値)より下がって、この一年間で初めて9ヶ月を割った。
販売価格は中央値で17万7700ドルである。前年同月と比べて12.55%下落し、市場別でも揃って1割を超える値下がり。平均値にしても全ての市場が前年より低く、全体で9.28%下がった。
Posted by 直