2009年09月25日(金)
8月新築住宅販売は前月比0.70%増、予想下回る
[経済指標]
米商務省によると、8月の新築一戸建て住宅販売は年率で42万9000戸だった。7月が速報の43万3000戸から42万6000戸に改定。このため、8 月は前月から0.70%、5ヶ月連続増加である。昨年9月以来の高水準も更新した。しかし、市場予想は下回る。商務省はこのほか、6月の販売を39万 5000戸から40万戸に引き上げ、一方、5月分は2万4000戸削減して37万1000戸に改定した。
市場別に増加したのは西部だけで、12.15%増えた。この結果、12万戸と昨年7月以来の高水準である。南部は横ばい。一方、北東部の販売が16.28%減少し、5ヶ月ぶりのマイナス転落となった。中西部は5.77%、2ヶ月続けて減った。前年比較の販売は西部で30.43%アップとなったほか、北東部でも28.57のプラス。反面、中西部は31.94%、南部が11.11%それぞれダウンである。全国あわせて3.38%落ちた。
住宅ストックは26万2000戸となり、1992年11月以来の低水準だ。前月比2.96%減で、2007年5月から減少を続けている。ストック/販売比率は7.3ヶ月。前月時点での 7.6ヶ月(修正値)を下回り、2007年1月以来の低水準を更新した。販売価格は中間値で前年比11.67%下落して19万5200ドル。平均値も前年より3.28%低い。
Posted by 直