2009年10月07日(水)
CONAB、09/10年度ブラジル大豆生産を前年比9.1-10.8%増と推定
[穀物・大豆]
ブラジル農務省商品供給公社(CONAB)は7日、2009/10年度の大豆とコーン生産の初回見通しを発表した。大豆は6226万3500-6327万 4900トンで、前年から9.07-10.84%増加の見方である。作付が一年前を2.55-4.23%上回る2228万3100-2264万8100ヘクタールとした。イールドは前年度の2627キログラムに対し2794キログラムとを見越す。
コーンの予想レンジは5090万 2500-5215万9500トンとした。2008/09年度が5097万500トンで、僅かに減少もあり得るとの見方になる。メインクロップが前年比 2..5%減の3278万7300トンから1.19%増の3404万4300トンのレンジでみている。サブクロップは前年から4.56%伸びて1811万 5200トンの見通し。作付予測はメインとサブあわせて前年度の1414万2500ヘクタールに対して1330万200-1361万3200ヘクタール、イールドが3604キログラムを上回る3818キログラムである。
CONAB は2009/10年度小麦生産見通しを585万5300トンから525万1800トンに改定した。前年比較で12.70%と2けた減の見方。作付は前回報告での241万4100ヘクタールから244万6800ヘクタールに引き上げ、しかし、イールドを2425キログラムから2146キログラムに削減した。
Posted by 直