2009年10月14日(水)
09/10年度仏軟質小麦生産前年割れ見通し・FranceAgriMer
[穀物・大豆]
フランス政府機関FranceAgriMerは14日、2009/10年度の国内軟質小麦生産が前年割れとなる見通しを発表した。3660万9000トンの予測で、2008/09年度の推定3705万9000トンを下回る。2009/10年度コーン生産も前年度の
推定1566万6000トンから1507万9000トンに減少と見越す。
2009/10 年度の輸出見通しについては、小麦の欧州連合(EU)向けを前年比4.9%増の709万トンEU圏外向けは8.7%減の875万トンとした。コーンはEU 内で一年前から8.1%増えて635万トンとみており、反面、圏外向けは一年前の半分以下である150万トンとみる。
小麦の期末在庫を前年度の309万6000トンに対して2009/10年度に351万1000トンとなるとの見方を示した。コーン在庫は一年前を11万トン下回る223万2000トンと見通す。
FranceAgriMerは仏穀物局(ONIGC)など5つの政府機関を一つに統合して設立たものである。4月にそれまでONIGCが手掛けていた月次穀物報告を引き継いだ。
Posted by 直