2009年10月22日(木)
失業保険申請件数は前週から1.1万件増加、予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した10月17日までの週の失業保険新規申請件数は53万1000件となった。前週から1万1000件増加し、3週間ぶりのプラス転換である。市場予想も上回った。また、前週分が速報の51万4000件から52万件に改定。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は17日時点で53万2250件だった。これは1月17日時点での52万6500人に次ぐ低水準。前週の53万300件(修正値)から7週続けての減少である。
失業保険の継続受給件数は10月10日時点で592万3000件となった。前週が速報の599万2000から602万1000件に上方修正。このため、直近の需給件数が3月28日以来で600万を割ったことになる。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
Posted by 直