2009年10月22日(木)
8月FHFA住宅価格指数は前月から0.27%下落、予想外の値下がり
[経済指標]
米連邦住宅金融庁(FHFA)によると、8月の住宅価格指数は前月比0.27%下落した。4ヶ月ぶりのマイナス転落で、予想外の値下がりである。なお、7月の伸び率が速報の0.35%から0.30%に改定となった。
9地域あるうちの5地域で前月から価格が下がり、最もきつい値下がりが東海岸南部の1.59%である。ニューイングランドも1%を超えるマイナス。上昇した4地域のうち西海岸1.15%と最も高い伸びだった。
住宅価格指数は前年同月との比較で3.57%低下した。2007年10月から前年より高くなったことはないが、8月は昨年2月以来の小幅マイナスである。ほぼ全ての地域が下がった中で中西部西側(南部)だけ0.41%上昇。8月に前年からの下げが最大だったのはロッキー山脈の7.82%で、西海岸 6.48%、東海岸南部5.46%と続く。
Posted by 直