2009年10月27日(火)
10月消費者信頼感指数は47.7に低下、予想大きく下回る
[経済指標]
米有力シンクタンクのカンファレンス・ボードによると、10月の消費者信頼感指数は47.7となった。9月の53.4(修正値)から2ヶ月連続で下がり、予想も大きく下回った。現状指数は一ヶ月前の23.0(同)から27.0、向こう半年後を占う期待指数が73.7(同)から65.7にそれぞれダウン。
カンファレンス・ボードの調査担当者は、雇用要因から景気の現状について消費者が慎重な見方になっているとの見方を示した。また、短期見通しでも労働市場の悪化懸念から弱気と分析。消費者が所得見通しに悲観的なことを指摘し、ホリデーシーズンの支出抑制につながりそうだという。
この調査は全米5,000世帯に対する聞き取り調査の形で行われる。本日発表した結果は21日までに集計したデータに基づいたものである。
Posted by 直