2009年10月28日(水)
9月新築住宅販売は前月から3.60%減少、予想大きく下回る
[経済指標]
米商務省によると、9月の新築一戸建て住宅販売は年率で40万2000戸だった。前月比3.60%、6ヶ月ぶりのマイナス転落。販売は市場予想も大きく下回った。また、8月の販売が速報の42万9000戸から41万7000戸に下方修正となり、7月分も従来推定42万6000戸を下回る41万3000戸に改定。6月の販売は39万 9000戸で、前月に40万戸に引き上げていたのを再び引き下げた。
市場別にはまちまちで、西部の販売が 10.62%、南部10.05%それぞれ減少した。南部では18万8000戸と3ヶ月ぶりに20万割れである。一方、中西部の販売が33.96%増え、7 万1000戸と昨年8月以来の高水準だった。北東部は前月比横ばい。前年比較の販売も分かれた。増加したのは北東部68.00%と中西部の12.70%。反面、南部で23.58%落ち、西部では0.98%ダウンだった。全国あわせて7.80%減少。
住宅ストックは25万1000戸となり、 1982年11月以来の低水準となった。前月比2.45%減で、2007年5月から減少を続けている。ストック/販売比率は7.5ヶ月。8月の比率が改定となり、9月は前月と変わらない。販売価格は中間値で前年比9.06%下落して20万4800ドル。平均値も前年より1.57%低い。
Posted by 直