2010年03月01日(月)
2月ISM製造業指数は56.5に低下、予想も下回る
[経済指標]
米供給管理協会(ISM)によると、2月の製造業景況感指数は56.5となった。7ヶ月連続して好不調の分岐点である50を超えて推移しているが、2月は前月の58.4より低く、ビジネスの拡大ペース鈍化を意味する。市場予想も下回った。2月にビジネスが伸びた産業は機械、紙製品、アパレル・皮革ななど 11で、前月より2つ少ない。逆に不調だったのが1月に1つだけだったのが2月は5つにアップ。
生産が66.2から58.4、新規受注が前月の65.9から59.5にそれぞれ下がった。輸出は前月より2ポイント低い56.5。しかし、受注残が5ポイント上がり、61.0と2004年5月以降最高になった。雇用は一ヶ月前の53.3に対して2月に56.1。これは2005年1月以来の高水準である。ISMは雇用指数が3ヶ月連続して前月を上回っていることも取り上げ、雇用に前向きであるようだとコメント。在庫は46.5から47.3に上昇した。価格指数は67.0と、前月から3ポイント低下。
Posted by 直