2009年06月01日(月)
石油価格急騰に懸念、IEA事務局長
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)の田中事務局長は1日、ロンドンで開かれたエネルギー会議の席で、石油価格の急騰に対する懸念を明らかにした。ダウジョーンズが伝えた。価格の急速な上昇は、世界経済の回復に悪影響を与える可能性があるという。
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2009年05月29日(金)
生産枠引き上げを論じるのは時期尚早、OPEC事務総長
[エネルギー]
OPECのエル・バドリ事務総長は29日、ウィーンで記者団の質問に答え、石油価格上昇を受けてOPECが生産枠引き上げを検討するのは時期尚早との見方を示した。米国をはじめとした消費国の在庫はここ2ヶ月のあいだに減少に転じているが、市場は依然として日量200万バレルの供給過剰状態にあると指摘、ファンダメンタルズを見る限り増産するべき状況ではないとした。中国などでは需要回復の兆しが見えるものの、在庫が現在の消費の63日分から52日分に戻るまで、生産枠引き上げを論じることはないという。
原油価格は65ドル台まで回復して来たものの、まだ割高な状態ではなく、年末までに75ドルまで上昇する可能性があると予想、金融市場からの投機資金流入がかならずしも上昇の背景にあるわけではないが、投機資金は商品市場全体に戻ってきており、数ヶ月前に比べて大きく状況が変わっているとした。
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