2009年05月20日(水)
1-3月期金需要38%増、投資目的は前年同期の3倍近い・GFMS
[メタル]
ゴールドフィールズ・ミネラルサービス(GFMS)は20日、1-3月期の金需要が前年同期を38%上回る1016トンになったと発表した。将来のインフレ懸念、金融不安が需要を押し上げたと解説。このため、ETFや金貨など投資目的では一年前の3倍近い596トンだったという。
一方、個人消費の減少を背景に宝飾や工業用需要は振るわなかったと記した。金の宝飾品で24%減少し、主要消費国インドで83%落ち込んだという。対照的に中国では3%と僅かにも増加。
GFMS によると、1-3月期の金供給は前年同期から34%増えて1144トンになった。ワールドゴールドカウンシル(WGC)はGFMSの調査について、需給が健全との見方を示唆。宝飾需要についても、消費者心理が改善して購買パターンが正常化すれば需要は再び上向くと現状の不振にも冷静に受け止めていることをみせた。
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2009年05月19日(火)
ロシア、アジア太平洋地域への穀物輸出拡大を検討
[メタル]
ロシアのズブコフ第一副首相が19日にアジア太平洋地域への穀物輸出拡大を検討していることを明かしたと報じられた。地元通信社RIAノボスティによると、同氏はアジア太平洋地域の発展が進んでおり、人口増加見通しに着目。現地での食糧供給難をロシアが補う可能性を示唆している。
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