2009年08月14日(金)
8月ロイター/ミシガン大消費者指数は63.2に低下、予想下回る
[経済指標]
8月のロイター/ミシガン大消費者指数速報値は63.2となった。前月の66.0から2ヶ月連続低下で、市場予想も下回る。現状指数は70.5から64.9、6ヵ月後を占う期待指数は63.2から62.1にそれぞれ下がった。
インフレ予測は1年後が2.8と前月の2.9を下回った。5年後は3.0から2.9にダウン。
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7月消費者物価指数は前月から横ばい、市場予想通り
[経済指標]
米労働省が発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前月比横ばいだった。変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数が0.09%上昇。いずれも市場が予想していた通りである。
エネルギーが0.35%下がった。3ヶ月ぶりのマイナス転落。ガソリンも5-6月続けて上昇したのが7月に0.80%ダウンである。住居用エネルギーは 12ヶ月連続低下で、ガス・電力が0.28%のマイナス。食品・飲料は前月を0.21%下回った。前月に5ヶ月ぶりの上昇だったのが再び下げに転じた。ほぼ全ての食品が前月割れ。中でも肉・魚・卵と砂糖・甘味料が揃って1%以上落ちたのが目立つ。
コア部分ではホテル宿泊料金が2.23%落ち込んだ。パソコンは3%強ダウン。一方、公共交通でほぼ2%上がった。民間交通ではより小幅の値上がりだったが、このうち航空運賃に限れば2.11% アップで、11ヶ月ぶりの上昇に転換。新車価格は0.48%高で、これは前月よりやや伸び悩んだ。たばこが2%以上のプラスとなった。アパレルは 0.57%、2ヶ月連続アップ。ただ、前月の伸び率0.70%より低い。
7月のCPI は前年同月と比べると1.89%下落した。1950年1月以来の大きな前年比マイナスを記録している。コアの前年比伸び率は1.56%で、2004年3月以来の低水準。
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2009年08月13日(木)
7月小売売上高は前月比0.05%減、予想外のマイナス
[経済指標]
米商務省によると、7月の小売売上高は前月比0.05%減少した。予想外の前月割れで、また3ヶ月ぶりのマイナス転落だ。なお、6月の伸び率は速報の0.65%から0.77%に改定となった。
カテゴリー別でも前月比マイナスがやや多く、このうちガソリンスタンドの2.10%や建設資材の20.6%が特に大きな落ち込みである。スポーツ・趣味・音楽、デパートや電気製品は1%を超えるマイナス。また家具、飲食品、総合小売りも前月からダウンだ。一方、自動車及び部品が前月から2.45%増加した。このほか、健康関連、衣料品、無店舗販売、フードサービスが前月からアップ。
自動車関連を除いた小売売上高は0.56%減少になり、これも市場予想に反しての前月比マイナスとなる。ガソリンを除いて0.14%アップ。自動車とガソリンを除くと0.38%減った。
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失業保険申請件数は前週から4,000件増加、予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した8日までの週の失業保険新規申請件数は55万8000件だった。前週から4000件増加し、市場予想も上回っている。なお、前週分は速報値55万件から55万4000件に改定となり、また7月25日までの週の申請件数が58万9000件と、従来推定の58万8000件より高い。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は56万5000件となった。前週の55万6500件(修正値)より高く、前週を上回ったのは7週間ぶりである。
失業保険の継続受給件数は8月1日時点で前週から14万1000件減り、620万2000件となった。これは4月11日までの週以来の低水準。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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