2009年08月20日(木)
8月の月次入札、前月と同じ総額1090億ドル・財務省
[金融・経済]
米財務省は20日、来週実施の月次入札での発行額を発表した。2年債が420億ドル、5 年債390億ドル、7年債は280億ドルでいずれも、7月の入札と同じ。総額1090億ドルである。入札は25日の2年債から順次行う。
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ブラジル、ウクライナによる砂糖輸入枠設定を認識
[砂糖]
ブラジルの外相は20日、ウクライナによる15万トンのブラジル産砂糖輸出枠の設定に認識を示した。地元紙のエスタド・サンパウロが外相秘書の話として伝えている。同紙によると、ウクライナは世界貿易機関(WTO)との合意に基づいて計25万トンの輸入枠を設け、このうちブラジル産に15万トンをあてる。これまでウクライナ向けの輸出は関税が高いために限られていたが、方針改定で二国間の通商が拡大すると外相秘書は述べたという。
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8月フィラデルフィア連銀指数は4.2に改善、07年11月以来の水準
[経済指標]
フィラデルフィア連邦準備銀行が発表した8月の企業景況感指数は前月のマイナス7.5からプラス4.2に改善した。昨年10月からゼロで推移していたのが止まり、また2007年11月以降見ることのなかった高水準である。市場予想も上回った。
活動別指数でもゼロを超えたものが目立つ。新規受注は4.2で、これも昨年9月以来のプラス転換。出荷は0.6となり、前月のマイナス9.5から上がった。在庫は2007年10月から今年7月まで2年近く、マイナス圏で推移していたのが、8月に0.3とわずかにもゼロを上回った。
縮小基調が続いている指数もあるが、前月よりペースは鈍化している。雇用がマイナス12.9。昨年8月から連続してゼロを割っており、ただ前月のマイナス25.3からは改善した。受注残がマイナス9.3、納期マイナス7.0で、いずれも前月よりマイナス幅が縮んだ。
生産コストを示す支払い指数がマイナス3.5からプラス10.0に転換した。昨年11月から続くマイナス圏での推移にブレーキがかかった格好である。販売価格を示す受取り指数はマイナス1.5。こちらは昨年11月からゼロを下回ったままだが、8月は前月のマイナス21.5より大きく改善してこの10ヶ月間で最も高い。
向こう6ヶ月の見通しを表す指数が51.9から56.8に上昇した。ただ、7月に下がった分を全て戻すには至らず。新規受注が前月とほぼ横ばいの46.5。出荷は47.3で、前月の45.4よりアップも、6月と比べるとなお低い。また、雇用は一ヶ月前の13.0に対し8月は 12.9だった。設備投資は前月の2.4からゼロにとどまった。
支払い見通し指数が7月の23.0から23.9、受取り見通し指数は11.2から13.6にそれぞれ上昇した。いずれも昨年9月以来の高水準を更新。
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中国最大の砂糖生産地で洪水の影響見通し・税関局
[砂糖]
中国税関局は、広西チワン族自治区で2009/10年度の砂糖生産に洪水の影響が及ぶ見通しを示した。6月終わりから大雨に見舞われ、作付をやり直すにも手遅れという。税関局によると、今月前半の佐藤輸入は前年同期から39%増えて73万トンとなり、これは国内生産不安と価格上昇が背景にある。同地の生産は国内の6割を占めて最大。
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失業保険申請件数は前週から1.5万件増加、予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した15日までの週の失業保険新規申請件数は57万6000件だった。前週から1万5000件増加し、3週間ぶりの高水準。市場予想も上回っている。また、前週分は速報値55万8000件から56万1000件に上方改定だ。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は前週の56万5750件(修正値)に対し、15日時点で57万件だった。これは7月11日までの週以来の高水準である。
失業保険の継続受給件数は8月8日時点で624万1000件、前週から2000件増えた。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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2009年08月19日(水)
ブラジル、10年7月に600キロのエタノールパイプライン建設開始
[砂糖]
ブラジルのエタノールパイプライン建設・運営を手掛けるウニドゥットの社長は19日に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、 2010年7月に600キロメートルのパイプライン建設を開始する計画を明かした。パイプラインはまずサンパウロ州からサントス港をつなぎ、年間180億リットルの輸送能力を備えるという。さらにマットグロッソ州やゴイアス州、ミナスジェライス州まで伸ばすのを正当化させるためには大量輸送を可能にしなければならないとコメント。
建設前には土地の確保や環境面での保証など各種手続きが必要である。ウニドゥット社長は土地の購入は70日以内に完了し、ほかの手続きは年末までに住むことを見通す。ただ、環境保証絡みの許可を入手するのは通常、時間を要することを指摘。来年6月をめどにしているとのことだ。ウニドゥットはブラジル砂糖大手コサンなど12の企業が合同出資して設立した。
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ナイジェリアMEND、休戦協定破棄を警告
[砂糖]
ナイジェリアの有力武装勢力ニジェールデルタ解放運動(MEND)は19日、月曜に武器を持たない若者が政府の精鋭部隊ジョイントタスクフォ-スに追い詰められ自殺した事件に抗議、休戦協定を破棄し攻撃再開も辞さない姿勢を示した。こうした非合法な事件が続けば、現在政府との間で結ばれている休戦協定を危ういものにさせるという。
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2009年インドコーヒー輸出、需要や生産不振背景に13%減見通し
[コーヒー]
インドコーヒー局の幹部は19日に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、2009年の同国コーヒー輸出が前年比13%減の 18万5000トンとなる見通しを明かした。世界の景気減速で需要が細っていることを挙げており、特にロシアなど旧ソ連国への出荷が落ちているという。なお、当局データによると、年初からの輸出は今月18日時点で前年同期を21%下回る12万4974トンとなった。
同氏はまた、国内の消費が伸びていることも理由に挙げた。年間5%と着実に増加しており、2008年には9万4400トンとなった。一方、9月に終わる2008/09年度の生産が悪天候や害虫問題で不振とみられる。昨年11月時点で27万6600トンの生産を見越していたのが、現時点の推定は26万2300トンとのこと。
2009/10年度の生産についても6月に30万6300トンを見通していたが、同氏は一部主要生産地からの大雨の影響報告があることを指摘し10月に修正するという。
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OPECは生産枠を据え置くべき、クウェート石油相
[エネルギー]
クウェートのアル・サバ-石油相は19日、石油価格は好ましい水準で推移しており、来月9日の総会でOPECは現在の生産枠を据え置くべきとの考えを示した。ダウジョーンズが伝えた。また、価格は1バレル70-80ドルで推移するのを望んでいるとも述べた。
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