2008年06月18日(水)
台湾、輸送コスト面でインドや中国からのコーン買い付け増やす意向
[穀物・大豆]
台湾飼料メーカー協会の幹部は18日、2008年にインドや中国からの買い付けを増やす意向を示した。輸送コスト面で従来の主要輸入先である米国よりも割安のためという。一方で、一部業者に飼料原材料としてソルガムやオオムギを代用する動きがあることから、輸入は前年並みになるとも見通す。台湾の年間コーン輸入は米産を中心に約400万トンといわれる。
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米アイオワ州コーン、浸水で130万エーカー弱被害・地元組合推定
[穀物・大豆]
米アイオワ農業組合は17日に発表した州内浸水被害に関する報告で、130万エーカー近いコーンと約200万エーカーの大豆にダメージをもたらしたと見積もっている。コーンは米農務省(USDA)推定の10分の1弱、大豆が2割に相当する。
組合によると、コーン、大豆ともに作付のほとんどがすでに完了。現時点では具体的な被害を調べる前に水が引くのを待っている状態にあり、作付をやり直すかどうかも未定という。改めて作付となると、コーンは今月25-26日、大豆なら7月2日まで可能だが、遅くに作付されるものには新たな問題が生じることは十分あるとコメントしている。
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2008年06月17日(火)
08/09年度豪小麦生産は前年比81.6%増、ABARE
[穀物・大豆]
豪資源経済局(ABARE)は17日に発表したクロップレポートで、同国の2008/09年度小麦生産見通しを前年比81.61%増の2368万トンとした。3月の世界商品レポートで示した2595万3000トンから下方修正。作付面積は3月時点でみていた1343万7000ヘクタールから1397万 1000ヘクタールに引き上げ、前年から13.17%増の見方。しかし、イールド見通しを1.93トンから1.70にカットした。前年度は1.06トン。
ABAREは西オーストラリアを除くほとんどの生産地帯で、秋の降雨が例年以下だったことを挙げた。それでも、小麦は世界の価格上昇が増反に寄与していることを指摘。また、前年度はさらにひどい干ばつ被害だったため生産は是年々を大きく上回る見方を維持している。
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