2008年08月11日(月)
フランス政府、2008/09年度軟質小麦生産見通し引き上げ
[穀物・大豆]
フランス農林水産省は11日、2008/09年度軟質小麦生産見通しを前月時点での3664万1000トンから3701 万2000トンに引き上げた。最新予測は前年比20.2%増、また過去5年平均と比べると11.8%増加の見方という。同省はこのほか、コーン生産が 1459万2000トンになるとの初回見通しを発表。前年度を0.4%と辛うじて上回り、しかし、5年平均との比較では4.9%増加の見方である。 2008/09年度の全穀物生産は前年比15.8%増の6888万2000トンと見通す。これは5年平均比較で10.8%のプラスになる。
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2008年08月08日(金)
独FOリヒト、2008/09年度世界小麦とコーン生産見通し引き下げ
[穀物・大豆]
独調査会社FOリヒトは8日に発表した世界穀物市場レポートで、2008/09年度の小麦生産見通しを一段と引き上げた。最新予測は前年比8.8%増の6億5760万トン。前月時点でみていた6億5460万トンを上回る。欧州連合、ロシア、米国、カナダを上方修正し、ウクライナやアルゼンチン、シリア、イランの不作を補うとの見方を示した。
コーンについては従来推定7億4410万トンから7億4660万トンに引き上げた。米国で15年ぶりの大洪水に見舞われて7月の報告では2000万トンの下方修正となったが、今回は200万トンと小幅の引き上げ。全体の見通し改定に寄与したと説明している。それでも、世界全体で生産は前年比3.1%と引き続き減少を見通している。
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