2008年08月21日(木)
2008/09年度南米大豆生産、約4%増加見通し・サフラス
[穀物・大豆]
ブラジル農業顧問サフラスは2008/09年度の南米大豆生産が前年度から約4%増加するとの暫定見通しを発表した。規模にして1億2100万-1億2200万トンの見方。最大のブラジルで、作付けを2%増の2180万ヘクタールとみているおり、生産は6220万トンと前年度の過去最高を上回るのを見込むという。
2位のアルゼンチンは前年の1660万ヘクタールから4-5%増反となり、生産が4700万トンから4900万トン近くまで増えるのを予想している。パラグアイの作付もアルゼンチンとほぼ同じ伸び率をみている。生産が6%弱増加して740万トンの見通し。ボリビアの作付は前年比横ばい、生産も約140万トンが維持されるのを見込む。
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インドコーヒー消費、2008年前半は前年比1割増
[コーヒー]
インドコーヒー輸出協会幹部は 21日、国内のコーヒー消費が2008年前半に前年同期比較で1割増となったことを明かした。2007年前半の消費伸び率は2%で、ペースの加速は顕著。新しいコーヒーショップが多く開いたことが背景にあるという。同氏は今年消費について最終的に9万トンになると見通しており、これは前年の8万トンから 12.5%増加の見方である。
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韓国飼料協会、価格上昇理由にコーン買い付け抑制
[穀物・大豆]
韓国飼料協会(KFA)は21日、CBOTのコーン価格上昇を理由に買い付けを抑えていることを明かした。同氏によると、今月に入ってこれまで4万5000トン購入しただけ。先週も予定していた12月納入のコーン22万トンを見送ったという。価格下落を待つとしており、このため改めて物色の日程も決めていないとコメントしている。
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失業保険申請件数は前週比1.3万人減、予想下回る
[経済指標]
米労働省が発表した16日までの週の失業保険新規申請件数は43万2000件となった。これで5週続けて労働市場の不振サインとなる40万台で推移している。ただ、直近の申請件数は前週を1万3000件下回り、2週連続ダウン。市場予想と比べても低めだ。また、前週分が速報段階での45万件から44万 5000件に改定となった。
労働省は申請件数が依然として40万台にあることについて、6月に議会が承認した失業保険の更新期間延長に伴って新規申請する向きが大きく増えたためとの説明を繰り返している。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は44万5750件だった。報道によると2001年12月以来の高水準。前週時点での43万8500 件(修正値)を上回った。
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BTCパイプラインは週末にもフル稼働に戻る、BP
[エネルギー]
BPの報道担当者は20日、アゼルバイジャンのカスピ海油田とトルコの輸出港シェイハンを結ぶBTCパイプラインの稼動試験を同日に行った結果、週末には通常通りの操業を行うことが出来るとの見通しを示した。BTCパイプラインの輸送能力は日量100万バレル、今月5日にトルコ領内で爆発を起こした後に閉鎖された。爆発はクルド人武装勢力による攻撃との見方もあるが、原因は依然として不明のままとなっている。
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2008年08月20日(水)
米アイオワ州南西のコーンと大豆収穫、見通し下回る可能性
[穀物・大豆]
米農業組合プロ・ファーマー主催の中西部クロップツアーによると、アイオワ州南西のコーンと大豆収穫は事前見通しを下回る可能性がある。土壌の乾燥、生育が遅れていることが理由という。調査グループからは、平均コーンイールドが139.7ブッシェルと伝わっており、これは前年同期の153.08ブッシェルより低い。
乾燥は特に大豆への影響懸念が強いとの声も聞かれている。9平方フィートの鞘数は前年度の調査で1321.5だったのに対して今回のツアーでは1037となっている。豆がまだ熟していないことからイールドを占うのが難しいとしながらも、8月の降水量がカギとするツアー参加者のコメントがあった。
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欧州金協定に基づく保有金売却は319トンに達する、WGC
[メタル]
ワールドゴールドカウンシルが20日に明らかにしたデータによると、欧州の中銀が欧州金協定(CBGA)に基づいて売却した今年度の保有金は、20日現在319トンに達した模様。内訳はユーロシステムの売却が199トン、スイスが113.1トン、スウェーデンが7.4トン。欧州金協定は1999年秋に最初の協定が結ばれ、ユーロシステムと英国、スイス、スウェーデンが参加し中銀に保有金売却を年間500トンまでと定めている。6年目からの第二次協定では英国が離脱、8年目に当たる今年度は9月26日に終了する。
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2008/09年度ベルギー砂糖ビートテスト、イールドは前年割れ
[砂糖]
ベルギー砂糖ビート機関(Irbab)は20日、18日に行った2008/09年度ビートのテスト結果、平均砂糖イールドが1ヘクタール当たり8.474トンになったと発表した。前年度の9.381トンから低下したが、1998-2007年の10年平均で8.194トンとなっているのは上回る。糖分含有率は14.78%。こちらは前年度の15.42%、10年平均の14.79%いずれと比べてもダウンとなる。1ヘクタールあたりのビートイールドは57.33トン。前年度の60.834トンから下がり、しかし、10年平均の55.421トンより上がった。
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BTCパイプラインの修復は最終段階に、BP
[エネルギー]
BPトルコの広報担当者は20日、今月5日に起こった爆発によって稼動を停止していたBTCパイプラインの修復作業が、最終段階に入っていることを明らかにした。プラッツ社が伝えた。午後にも最終の稼動試験を行うという。BTCパイプラインはアゼルバイジャンにあるカスピ海ACG油田から算出される原油を欧州方面に出荷するためのもので、アゼルバイジャンのバクーからグルジアのトリビシ経由で地中海に面したトルコの輸出港シェイハンにつながっている。輸送能力は日量約100万バレル。爆発はトルコ領内で発生、クルド人武装勢力による犯行の可能性が高いとされている。
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