2008年08月19日(火)
2008年のカンザス小麦、平年並みの品質
[穀物・大豆]
カンザス州農業局は、2008年に州内で収穫される小麦について平年並みの品質との見方を発表した。これは当局が米農務省と合同で行ったテスト調査によるもの。52郡から収集した1万1245のサンプルに基づいて、1ブッシェルあたりの平均重量は60.4ポンドだった。前年の59.3ポンドを上回り、1994年から2003年にかけての10年平均と同水準という。平均たんぱく質は12.4%となり、前年の11.7%、10 年平均の12.3%より高い。水分比率は11.3%。前年が12%、10年平均は11.5%であり、こちらは低下となる。
調査は農家組合を代表するカンザス・ホイートが出資しており、同団体によると、製粉所が過去2年間失望してきたことからも今シーズンの小麦品質に満足しているようだ。2006年に2007年には春の気温低下、収穫時の降雨によって被害が生じていた。
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2008年08月18日(月)
アルゼンチン農業組合、政府に抗議して集会開く
[穀物・大豆]
アルゼンチン農家組合FAAは18日、政府による農業セクターへの対応を不十分と抗議して集会を開いた。組合代表は、政府が穀物輸出課徴金案を取り下げた後も、農産物の輸出規制継続や肥料・農地賃貸のコスト高騰、国内価格の下落など問題は残っているとコメント。また、集会前に行った地元ラジオとのインタビューでストライキの可能性も示唆した。
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