2009年06月24日(水)
2009年米コーン作付推定、USDAの3月見通し下回る・専門誌調査
[穀物・大豆]
米農業専門誌ファーム・フューチャーズは24日、 2009年の国内コーン作付が8247万4000エーカーとみられることを発表した。これは480件の農家を対象に今月11-23日に行った調査の結果。 3月に同誌が行った意向調査で8246万エーカーとしていたのよりやや上回るが、米農務省(USDA)の3月時点での見通し8498万6000エーカーを 3%下回る。春の雨天による影響を挙げた。
春小麦の作付推定は1282万6000エーカーとしている。これもUSDAが3月に見越していたより3.6%小さい。
ほかの作物での損失分は大豆に回るとの見方を示している。ただ、イリノイとインディアナの作付が降雨による影響でまだ流動的なため最終推定もまだ出せないとコメント。現時点で7963万1000エーカーとの見方である。3月のUSDAによる見通しから4.7%アップとなるが、同誌が3月に見通していた 8073万エーカーを下回る。
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2009年06月23日(火)
09/10年度カナダ春小麦作付は前年比6.9%増、統計局
[穀物・大豆]
カナダ統計局は23日に発表した2009年穀物作付推定で、小麦を22万9000エーカー引き下げ2493万2000エーカーに改定した。この結果、前年比0.31%減と前年割れの見方にシフト。ただし、最も規模の大きい春小麦は一年前を6.86%上回る1748万5000エーカーの見方で、これは15万7000エーカー上方修正だ。冬小麦を210万3000エーカーから186万7000エーカーに下方修正し、前年から28.66%ダウンとみる。デュラム小麦は一年前を7.46%下回る558万エーカーとみており、やはり前回報告での573万エーカーから削減した。
大豆は前年から17.00%増えて347万6000エーカーとという。3ヶ月前に見越していた328万4000エーカーから引き上げた。カノーラは1499万エーカーから1582万5000エーカーに上方修正。それでも前年から2.07%ダウンをみている。
コーンの作付は4万3000エーカー引き下げ、前年を2.22%上回る304万1000エーカーと推定している。
作付け意向は5月25日から6月3日に行った調査をベースにしている。
Posted by 直
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