2009年07月29日(水)
地区連銀の大勢が経済活動縮小ペース鈍化を報告、ベージュブック
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)は29日に発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、夏の景気低迷が続く見通しを示しながらも、12ある連銀の大勢が経済活動の縮小ペース鈍化あるいは安定化を伝えたことも明かした。5つの連銀が経済情勢についてスロー、抑制、弱いと評価。シカゴとセントルイスは落ち込み度合いが緩和してきたようだとレポートしている。また、ニューヨークとクリーブランド、カンザス・シティ、サンフランシスコが落ち着きのサインを報告した。一方、ミネアポリス連銀が前回ベージュブックより後退したとの判断である。
今回のベージュブックは7月20日までに収集した情報データをもとにボストン連銀が取りまとめた。8月11-12日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合での政策決定における討議資料となる。
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2009年07月23日(木)
7月の月次入札、前月上回る総額1090億ドルに・財務省
[金融・経済]
米財務省は23日、来週実施の月次入札での発行額を発表した。2年債が420億ドル、5 年債は390億ドルで、いずれもと前月より20億ドル多い。7年債も10億ドル増えて280億ドルである。総額1090億ドルとなる。入札は28日の2年債から順次行う。
財務省はまた、27日に実施の20年物インフレ連動債(TIPS)入札予定額を60億ドルとした。これは1月に発行したTIPSのリオープンになる。1月の入札では80億ドル発行した。
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