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2008年09月19日(金)

金融システム安定化向けて公的資金投入へ・ブッシュ大統領
 [金融・経済]

ブッシュ米大統領は19日の記者会見で、金融システム安定化のために多額の公的資金を投じることを発表した。米経済が極めて重要な局面にあると強調。公的資金を用いることに伴うリスクを認識しながらも、問題解決に政府介入が必要と判断したという。

計画では、不良債権を処理する機関の設立のほか、金融株の空売り規制、投資信託MMFの保護などを中心とする。規模にして数千億ドルにのぼる見通し。ブッシュ大統領は会見で、議会に対して対策に条項を追加することなく早期承認するようにとも述べた。

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ナイジェリアでの武装勢力攻撃によって生産ダウン・石油シェル
 [エネルギー]

国際メジャーのロイヤル・ダッチ・シェルは19日、ナイジェリアで武装勢力による石油施設攻撃が今週相次いだために石油及び天然ガスの生産が著しく減ったことを明かした。具体的な被害については触れなかったが、施設の復旧コストなども考慮して収益に響くとも述べた。

Posted by 直     

ロシアのビート収穫、引き続き前年比プラスも作業ペース鈍化
 [砂糖]

ロシア農業省が18日に明らかにしたデータによると、同国のビート収穫は17日時点で593万4000トンとなった。前年同期の588万6000トンを上回るが、前週の報告に比べると前年と比較が縮んでおり作業ペースの鈍化を示す。収穫面積は16万4700ヘクタール、イールドは1ヘクタール36.02トンだった。前年はそれぞれ22万500ヘクタール、26.69トン。

Posted by 直     

2008/09年度インド大豆生産、増反で前年比プラスの見方
 [穀物・大豆]

インド溶媒抽出産業協会(SEAI)の会長は19日、10月に始まる2008/09年度の国内大豆生産が1000万- 1050万トンに増える見通しを示した。レンジ下限でも前年の947万トンを上回る見方で、増反を理由に挙げている。政府データによると、作付は11日時点で前年比9.5%増の956万ヘクタール。同氏はまた食用油の需要が前年の472万トンから530万-540万トンに増加と見越し、このため輸入拡大につながるという。

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ロシア農相、08年穀物生産と08/09年度輸出見通し引き上げ
 [穀物・大豆]

ロシアの農務省広報は19日、2008年の穀物生産が9500万-1億トン、08/09年度輸出は200万-2500万トンになるとのゴルデイエフ農相の見通しを発表した。農相は7月時点で生産8500万トン、輸出1270万トンと見越していたことから、見通し引き上げである。最新予測は生産が11.8-17.6%増で、輸出は前年度の1275万4000トンから増加の見方に転じたことになる。

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2008年09月18日(木)

ナイジェリア石油生産、武装勢力攻撃で日量約10万バレル停止
 [エネルギー]

ナイジェリアの石油相は18日の米通信社ダウ・ジョーンズとのインタビューで、14日から起きている複数の武装勢力による攻撃で日量約10万バレルの生産が止まっていることを明かした。これに加えて、石油輸出国機構(OPEC)での決定に伴う生産削減もあり、国全体で一日あたりの生産は約210万トンに減ったという。

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原油価格下落続くか不明・IEA局長
 [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)の田中事務局長は18日の記者会見で、原油価格の下落が続くか不明と述べた。生産が現行水準を維持するなら相場は落ち着くかもしれないとコメント。一方で、長期的な需給逼迫も見通す。

このほか、IEAは米国とハリケーン「グスタフ」と「アイク」後の生産を監視しているともいう。必要なら在庫放出で応じるが、情報が不十分なことを挙げて現時点では未定とした。

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2008年中国穀物生産、過去最高更新の可能性・農務部長
 [穀物・大豆]

中国農務部の孫部長は18日、2008年の国内穀物生産について、5年連続増加達成に自信を示す声明を発表した。秋の収穫前に突発的な問題でも起きない限り、1998年に記録した過去最高を上回る可能性もあるという。

Posted by 直     

アルゼンチン、コーン輸出登録の受付停止
 [穀物・大豆]

アルゼンチンの農牧取引管理局(ONCCA)は18日、コーン輸出登録の受付を停止したと発表した。2007/08年度産コーンの余剰分完売に続く決定という。

Posted by 直     

9月のフィラデルフィア連銀指数3.8、予想外にプラス転換
 [経済指標]

フィラデルフィア連邦準備銀行が発表した9月の企業景況感指数は3.8となった。前月のマイナス12.7を上回り、10ヶ月ぶりに好不調の目安であるゼロを超えた。市場予想に反するプラス転換でもある。

活動別の指数はまちまちだった。改善したのは新規受注5.6と出荷2.6。受注が今年初めてゼロを上回り、出荷は5月以来である。雇用はマイナス0.9で、2月からのマイナス圏での推移を続けた。ただし、9月は前月より高く、この8ヶ月間で最も縮小ペースが鈍いことも表している。納期がマイナス5.1とこちらも前月よりやや高め。

一方、在庫がマイナス22.9と4月以来の低水準だった。受注残は前月のマイナス8.7からマイナス10.2に落ちた。

生産コストを示す支払い指数が前月の57.5から31.5に下がった。昨年9月以来、ちょうど1年ぶりの低水準だ。販売価格を示す受取り指数は15.5で、こちらは昨年12月以来の水準に低下となった。

向こう6ヶ月の見通しを表す指数が30.8だった。前月の27.6からアップして昨年10月以来の高水準。新規受注が44.2、出荷43.1とそれぞれ1年ぶりの水準に上がった。雇用は前月の13.5から15.5に上がり、設備投資は18.6と4ヶ月ぶりの高水準である。受注残は7.6。前月の7.4よりやや高い。しかし、納期は前月の3.5から0.9に下がった。在庫がマイナス14.7と3月以来の水準にダウン。

支払い見通し指数が8月の51.9から41.7に3ヶ月連続で下がり、今年最低を記録した。反面、受取り見通し指数は28.9で、8月の28.1からやや上昇。

Posted by 直     

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