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2008年09月18日(木)

ナイジェリア石油生産、武装勢力攻撃で日量約10万バレル停止
 [エネルギー]

ナイジェリアの石油相は18日の米通信社ダウ・ジョーンズとのインタビューで、14日から起きている複数の武装勢力による攻撃で日量約10万バレルの生産が止まっていることを明かした。これに加えて、石油輸出国機構(OPEC)での決定に伴う生産削減もあり、国全体で一日あたりの生産は約210万トンに減ったという。

Posted by 直     

原油価格下落続くか不明・IEA局長
 [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)の田中事務局長は18日の記者会見で、原油価格の下落が続くか不明と述べた。生産が現行水準を維持するなら相場は落ち着くかもしれないとコメント。一方で、長期的な需給逼迫も見通す。

このほか、IEAは米国とハリケーン「グスタフ」と「アイク」後の生産を監視しているともいう。必要なら在庫放出で応じるが、情報が不十分なことを挙げて現時点では未定とした。

Posted by 直     

2008年中国穀物生産、過去最高更新の可能性・農務部長
 [穀物・大豆]

中国農務部の孫部長は18日、2008年の国内穀物生産について、5年連続増加達成に自信を示す声明を発表した。秋の収穫前に突発的な問題でも起きない限り、1998年に記録した過去最高を上回る可能性もあるという。

Posted by 直     

アルゼンチン、コーン輸出登録の受付停止
 [穀物・大豆]

アルゼンチンの農牧取引管理局(ONCCA)は18日、コーン輸出登録の受付を停止したと発表した。2007/08年度産コーンの余剰分完売に続く決定という。

Posted by 直     

9月のフィラデルフィア連銀指数3.8、予想外にプラス転換
 [経済指標]

フィラデルフィア連邦準備銀行が発表した9月の企業景況感指数は3.8となった。前月のマイナス12.7を上回り、10ヶ月ぶりに好不調の目安であるゼロを超えた。市場予想に反するプラス転換でもある。

活動別の指数はまちまちだった。改善したのは新規受注5.6と出荷2.6。受注が今年初めてゼロを上回り、出荷は5月以来である。雇用はマイナス0.9で、2月からのマイナス圏での推移を続けた。ただし、9月は前月より高く、この8ヶ月間で最も縮小ペースが鈍いことも表している。納期がマイナス5.1とこちらも前月よりやや高め。

一方、在庫がマイナス22.9と4月以来の低水準だった。受注残は前月のマイナス8.7からマイナス10.2に落ちた。

生産コストを示す支払い指数が前月の57.5から31.5に下がった。昨年9月以来、ちょうど1年ぶりの低水準だ。販売価格を示す受取り指数は15.5で、こちらは昨年12月以来の水準に低下となった。

向こう6ヶ月の見通しを表す指数が30.8だった。前月の27.6からアップして昨年10月以来の高水準。新規受注が44.2、出荷43.1とそれぞれ1年ぶりの水準に上がった。雇用は前月の13.5から15.5に上がり、設備投資は18.6と4ヶ月ぶりの高水準である。受注残は7.6。前月の7.4よりやや高い。しかし、納期は前月の3.5から0.9に下がった。在庫がマイナス14.7と3月以来の水準にダウン。

支払い見通し指数が8月の51.9から41.7に3ヶ月連続で下がり、今年最低を記録した。反面、受取り見通し指数は28.9で、8月の28.1からやや上昇。

Posted by 直     

2008年09月17日(水)

金価格、2008年後半に900ドル台回復の可能性・GFMS
 [メタル]

金調査のゴールドフィールド・ミネラルサービシズ(GFMS)は17日、年次調査「ゴールドサーベイ 2008」の改訂版を発表した。この中で、金価格は向こう数か月内に1トロイオンス900ドルを超える水準に回復するのを見通し、また一段の米景気減速でドル高も止まるなら950ドルを上抜ける可能性もあるとの見方を示唆している。

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Posted by 直     

ロシア、OPECとの覚書締結を望む・石油相
 [エネルギー]

ロシアの石油相は16日に訪問先のベネズエラで米通信社ダウ・ジョーンズに対し、石油輸出国機構(OPEC)との覚書(MOU)早期締結を望んでいることを明かした。OPECとの関係をより密接にするためというが、OPEC加盟を意味するわけではないとも強調した。

Posted by 直     

石油在庫統計:原油は632..8万バレルの大幅取り崩し
 [エネルギー]

米エネルギー省が17日に発表した石油在庫統計によると、9月12日現在の米国以内民間原油在庫は全集から632.8万バレル減少した。ヒューストンを直撃したハリケーン「アイク」の影響で輸入や国内生産が減少したのが響いた。ガソリンの在庫は330.8万バレルの減少、暖房油やディーゼル燃料となる留出油の在庫も83.5万バレル減少した。製油所稼働率は77.4%と前週から0.9ポイント低下した。

Posted by 直     

中国農家の利ざや改善に穀物の値上げ必要・政府エコノミスト
 [穀物・大豆]

中国紙の人民日報は17日、国内のインフレ圧力が弱まり次第、穀物価格が上昇するべきだとの政府エコノミストの発言を報じた。前年に比べて価格は上がっているが、歴史的には依然として低水準であることを指摘。国内農家の利ざや改善には値上げが必要との見解である。

Posted by 直     

9月の住宅着工・建築許可件数、揃って予想下回る
 [経済指標]

米商務省によると、8月の新規住宅着工件数は年率換算で前月比6.18%減の89万5000戸となった。2ヶ月続けて前月を下回り、1991年1月以来の低水準で市場予想と比べても少ない。また、7月の着工件数は速報段階での96万5000戸から95万4000戸に下方修正されている。

北東部の住宅着工件数が14.53%と市場別で最もきつい落ち込みだった。中西部でも13.64%のマイナスとなり、着工件数は13万3000戸と1982 年3月まで遡る小さな規模である。南部は7.36%減って40万3000戸。1991年5月以来の低水準だった。西部だけ10.75%増加し、4ヶ月ぶりのプラス転換。

住宅タイプ別では一戸建てが1.87%減の63万戸だった。91年1月以来の低水準を更新。一方、5世帯以上の集合住宅は58.24%落ち込んだ。

前年比は全体で33.06%減少した。北東部が56.12%増となった以外はいずれも前年比2けたのマイナス。タイプ別でも一戸建てが3割以上ダウンとなり、集合住宅は一年前から約2割減だった。

先行指標となる建築許可件数は前月より8.86%減って85万4000件となった。2004年1月にサンプル数が2万に増えてから最小で、サンプル数を問わずに過去を遡れば1991年2月以来の低水準。市場予想も下回る。北東部で20.95%落ち、調査史上これまで見ることのなかった8万3000戸だ。南部では9.86%、西部で7.07%それぞれ前月からダウン。中西部だけが0.68%と僅かにも増加した。

タイプ別では一戸建てが5.14%減少して55万4000戸となった。1982年8月以来、ちょうど26年ぶりの低水準である。集合住宅でも2-4世帯、5世帯以上それぞれ1割を超えるマイナスだった。

8月の建築許可は前年同月比較で36.41%減った。全ての市場で前年割れ。住宅タイプ別でも前年比マイナスである。

Posted by 直     

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