2008年09月09日(火)
ロシア農務次官、小麦輸出規制の可能性示唆
[穀物・大豆]
ロシア農務次官は9日、小麦輸出規制の可能性を示した。国内需要を満たすの十分な供給でないことを指摘し、まず穀物輸出情勢を監視しているという。同氏はまた、2008/09年度に入って穀物輸出が現時点で前年同期を5割上回っていることも取り上げている。
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7月住宅販売ペンディング指数は3.24%低下、予想下回る
[経済指標]
全米不動産協会(NAR)が発表した7月の住宅販売ペンディング指数は前月比3.24%低下した。前月の上昇からマイナス転落。市場予想以上の落ち込みでもある。
市場別にはまちまちだった。西部で8.81%下がり、指数は90.3と今年最低を更新した。北東部のペンディング指数は7.54%のマイナスとなって、5ヶ月ぶりの低水準だ。南部は横ばい。中西部では2.77%と2ヶ月連続上昇である。
ペンディング指数は前年比較すると6.79%下がった。全市場が前年割れだが、市場間では低下率がばらついている。北東部と南部がそれぞれ13%以上落ち、西部で8.61%ダウン。中西部は2.39%ともっとも小幅のマイナスだった。
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08/09年度世界コーヒー生産は前年から増加、FOリヒト
[コーヒー]
独商社大手のFOリヒトが9日に明らかにしたデータによると、08/09年度の世界コーヒー生産は前1億3,900万袋と前年の1億2,100袋から増加する見通しだ。
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欧州の砂糖生産は前年から20%減少、FOリヒト
[砂糖]
独商社大手のFOリヒトが9日に明らかにしたデータによると、08/09年度のEUの砂糖生産は1,400万トンと前年から20%減少する。また、EU以外の欧州生産も減少を予想、ロシアやウクライナなどで農家が価格の有利な穀物や油種への転作を進めており、欧州全体では 2,250万トンと400万トン減少する見込みとなっている。
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石油市場は現在適正なバランスが取れている、サウジ石油相
[エネルギー]
サウジのヌアイミ石油相は9日、OPEC総会出席のためウィーンに到着した際に記者団のインタビューに答え、石油市場は現在適正なバランスが取れており、6月に開いた国際会議以降我々が懸命に動いた成果が現在表れているとの見方を示した。原油価格は一時1バレル147ドルを超えたのから30%以上下落しており、我々のやり方はうまくいったと思うと述べた。また、サウジの生産方針については、顧客の求めに応じて供給するというやり方を続けているとしたものの、8月の産油量など具体的な数字には触れなかった。
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2008年09月08日(月)
ベトナムコーヒー産業活性化で20億ドル相当投資計画
[コーヒー]
ベトナムコーヒー協会幹部は米通信社ダウ・ジョーンズに対し、国内コーヒー産業の活性化を狙った20億ドル相当の投資計画があることを明かした。同氏によると、これは農務省による2015年までに品質と競争力ともに向上させる計画に基づいたもので、政府による投資比率が 1.5%。外資が41.8%、残りが地元関係者で占めるという。コーヒー農地を最高50万ヘクタールで保ち、政府を1500万-1700万袋にするのを目標とする模様。また、ベトナム国営通信社は投資によってインフラストラクチャーの改善や新たな農業技術などを取り込むとする農相の発言を報じている。
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7月消費者信用残高は前月より45.6億ドル増加、予想下回る伸び
[経済指標]
米連邦準備理事会(FRB)によると、7月の消費者信用残高は2兆5874億3000万ドルとなった。前月比45億 6000万ドル増え、年率換算で2.1%増加である。6月伸び率が速報段階での143億3000万ドルから109億6000万ドルに改定となり、7月はさらに小幅プラス。また市場予想も下回った。
クレジットカードなど回転式が4.8%増えた。やはり、前月分は速報段階での6.8%より小さい3.5%の増加に改定となったため7月は伸びペースが速まった格好になる。一方、自動車ローンなどの非回転式は0.5%のプラス。5月の非回転式伸び率が6.6%から6.1%に小幅の下方修正で、7月は著しい伸び悩みだ。
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フランスの08/09年度ビート生産は前年比17.1%減、農業漁業省
[砂糖]
フランス農業漁業省が8日に明らかにしたデータによると、同国の08/09年度ビート生産は2,750万トンと前年比で17.1%大幅に減少する。過去5年平均も10.8%下回るという。含糖率は17.3%と前年の18.2%から低下した。
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仏08/09年度穀物生産は前年比16.6%増、農業漁業省
[穀物・大豆]
フランス農業漁業省は8日、08/09年度の国内穀物生産が前年比16.6%増の6,930万トンになるとの見通しを示した。前月に6,890万トンと推定したのから引き上げた。このうち軟質小麦は3,710万トンと前月から10万トンの上方修正、前年比では20.7%増加する。
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OPEC総会では生産量の変更なし、UAE石油相
[エネルギー]
UAEのアル・ハミリ石油相は8日、OPEC総会出席のためウィーンに発つ直前に国営通信社のインタビューに答え、 OPECは生産量を変更することはないとの見通しを示した。石油価格は投機的な動きや地政学リスク、天候などに影響されており、直近の下落はそれまで天井知らずで急伸したことの反動だとした。OPECは市場に十分な石油を供給するとの方針を変更することはなく、今後も市場動向を注視しながら(市場)の要求に対応していくとした。
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