2008年09月29日(月)
債券:下院の金融対策否決で短期債中心に買い活発化
[場況]
10年債利回り:3.58↓0.27
債券は急上昇。米下院による金融安定化策の否決で金融危機がさらに進むとの見方で短期債を中心に買いが殺到した。朝方からシティグループのワコビア買収、日米欧の協調策拡充などを背景に金融不安が改めて強まり、買いが先行。しかしピッチが速まったのは下院投票で通過は厳しいとの見方が強まり始めたころである。株価も一段と弱含み、安全資産を求めて買いが集中した。
強気相場の展開を経て、米財務省証券(TB)3ヶ月物金利が第二次世界大戦以来の水準に下がった17日以来の低さとなり、2年債利回りが17日以来の低水準となった。一方、長期債にも買いは活発で、指標の10年債利回りは先週末から大きくダウン。しかし、本日の低下でも政府救済が正式発表となった19日の水準に戻しただけである。このため、2年債との利回り格差は1.85ポイントと、6月以来の2ポイントが視野に入る水準に拡大した。
Posted by 直 9/29/08 - 18:25



