2008年09月30日(火)
金融市場混乱で米国内外の景気に響く可能性・連銀総裁
[要人発言]
アトランタ連銀のロックハート総裁は30日の講演で、金融市場の混乱が米国内外の景気全般に深刻なダメージをもたらしかねないと述べた。総裁は今年後半の米景気が弱含むことを見通し、具体的に消費支出の後退や設備投資の減速、輸出も細るとの見解を示唆。
総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーではなく、また金融政策について言及することも基本的には控えた。ただ、景気減速に加えて原油価格やほかの商品相場下落でインフレ圧力が抑えられるといい、物価に前向きな姿勢をみせた。総裁はインフレ期待が改善している可能性にも触れている。
ロックハート総裁は金融市場の不振、また市場参加者による市場への信頼が薄れていることに認識を示した。金融に絡む問題自体は目新しくないが、9月に入って情勢が急速に悪化したと指摘。また、情勢好転のサインもないとした。不安定な市場が続くなら、政府は新たな措置を講じるだろうとしながらも、現実的な対応を希望するコメントもしている。
Posted by 直 9/30/08 - 13:57



