2009年01月13日(火)
景気回復に財政政策以外の措置必要・FRB議長
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は13日に講演し、金融システムの安定化が持続的な景気回復につながるるとの見方を示した。オバマ次期大統領の景気刺激案を支持しながらも財政政策だけでは不十分とコメント。市場を正常化させ、景気を上向かせるには不良資産の買い取り、あるいは資本保証が必要との見解を示した。また、不良債権買い取りを専門とする銀行「バッドバンク」の設立も提案している。
バーナンキ議長は金融危機終焉のめどはまだみられないといい、景気が立ち直るタイミングをめぐる不透明感も強いと述べた。講演後の会場との質疑応答では、1-3月期も労働市場の不振が続くと見通し。ただ、2009年には金融市場が落ち着き、景気の安定化にもつながることを期待していると従来の回復シナリオを繰り返した。議長はこのほか、将来の市場規制について、バランスの必要性を強調するとともに維持も困難とも指摘。規制を増やすのが重要というわけではないとした。
FRBの目下のフォーカスは景気と金融の対策ともした。流動性供給のプログラム拡充を検討していることを示し、将来国債を買い上げる可能性にも改めて触れた。一方で、市場や景気回復が始まったら、一連のプログラムを終了するといい、将来は伝統的な金融政策に戻す意向でもある。
Posted by 直 1/13/09 - 15:30



