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2025年11月13日(木)

IEA、世界石油需要見通しを小幅引き上げ、マクロ経済が改善
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2025年7-9月期の世界石油需要が前年比で92万バレル増加するとの見通しを示した。中国の需要増加を背景に前月から上方修正、4-6月期に43万バレルの伸びにとどまったのから大きく回復した。貿易に関する緊張の緩和に伴い、マクロ経済見通しは全体的に改善している。2025年の需要の伸びは日量79万バレルと、前月の70万バレルから引き上げ、米国や中国、ナイジェリアの需要がそれぞれ12万バレル増加、全体の伸びを牽引している。2026年は77万バレルの需要増が見込まれている。

世界石油生産は10月に日量1億820万バレルと前月から44万バレル減少、これまでの続いた増加基調が一服した。それでも今年1月からは620万バレルの増加、OPECプラスと非OPECプラスの生産はほぼ同じペースで増加している。2025年の生産は前年比で310万バレルの増加、2026は250万バレルの増加で日量1億870万バレルに達するとした。非OPECプラスの生産は2025年が170万バレル、2026年が120万バレルとなる。

製油所稼働は10月に日量8,150万バレルと、定期点検やロシアの石油施設への攻撃によって前月比で290万バレル減少した。これを受けて製油所マージンは11月初めに欧州とアジアでここ2年間の最高水準まで拡大している。年末にかけては増加する見通しで、2025年通年では8,360万バレルと前年比で71万バレルの増加、2026年は8,410万バレルと51万バレル増加する見通しとなっている。

世界の石油在庫は、9月に7,770万バレル、日量260万バレルのペースで増加、2021年7月以来の高水準を記録した。洋上在庫は8,800万バレルの積み増し、OECD諸国の在庫は500万バレル、非OECD諸国は700万バレルの積み増しとなった。速報データによると、10月の在庫は洋上在庫が主導する形で、一段と積み増しが進んだと見られている。

Posted by 松    11/13/25 - 09:08 

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